自分でやるふくらはぎ療法(ふくらはぎマッサージ)
自分療法のススメ
ホームふくらはぎ療法(ふくらはぎマッサージ)温熱療法がん情報(癌情報)今日の健康オタク今日の医学英語

ホーム > ふくらはぎ療法 > ふくらはぎは第2の心臓

健康管理のいちばんの秘訣は何か?

石川先生は迷わず「血液の流れを円滑に保つこと」と答えます。血液は体内を循環することで、全身の細胞に酸素や栄養を運ぶ役目を果たしています。もし血液の流れが滞れば、全身のあらゆる組織が活力を失い、あらゆる病気の発症につながる可能性があるからです。

では、どうすれば血液の流れをスムーズに保つことができるのでしょうか?そのカギを握っているのが『ふくらはぎ』なのです。

ふくらはぎの筋肉を揉みほぐすと、血液の流れがスムーズになり、組織が活性化して病気も快方に向かう。石川先生はある偶然からその事実に気づき、20年以上前からふくらはぎマッサージを治療に取り入れ成果を挙げてきました。
自分でやる『ふくらはぎ療法』- 総合案内 | 第2の心臓 | やり方 |TV出演

ふくらはぎに注目したきっかけ

石川先生は西洋医学の医師です。なぜふくらはぎに着目し、治療にとり入れるまでになったのでしょうか?ある日こと、脱水症状を起こしていた患者さんの腕に点滴を投与しようとしていました。静脈から直接、ブドウ糖や薬品をなどを持続的に注入すると、口からとるより早く体内に吸収されて、効果を発揮するからです。そして、それは医師になって以来、何度となくくり返してきた手技のひとつでもありました。

ところが、その患者さんの場合、どうしたことか点滴液がスムーズに落ちていきません。針がうまく血管に入っていないかもしれないと、針の位置や向きを変えたり、調節器を動かしたり、腕の高さを変えたりするなど工夫してみたのですが、瓶の中の液は流れていく気配すらありません。

そこで、今度は点滴を打つ位置を変えてみようと患者さんの体を動かしたときに、足が妙に冷たくなっていることに気づいたのです。腕などには多少のぬくもりがあるのに、足全体、とくにひざから下だけは、長い間冷たい空気にさらされてでもいたかのように体温が感じられなかったのです。顔色もかなり青ざめていました。

足が冷たい原因も点滴が入っていかない原因も、患者さんの体の中にあるとしか考えられません。別の病気がある可能性も考えたのですが、まずは脱水症状を改善させるのが先決です。そんな中、思案に暮れながら、無意識のうちに患者さんの足をさすっていました。すると驚くことに、点滴がポタリポタリと落ち始めたのです。

実際に点滴液が落ちてきている以上、何かしらの理由がるはずだと考えました。その理由は「足をさすった」という行為に隠されているとしか考えられなかったのです。点滴との関連性を調べるため、今度は意識して、ふくらはぎ、ひざ、太ももと部位を変えながら、患者さんの足を揉んでみました。そして、ふくらはぎの部分が、とくに硬くなっていることに気づいたのです。

その硬くなったふくらはぎを手のひらで揉んだり、さすったりしながらほぐしていきました。そうやっているうちに、やわらかさができてきかなと思った瞬間に、青ざめていたほおに赤みが差してきて、緩慢にしか入っていかなかった点滴も、しだいに規則正しく患者さんの体内に送り込まれていくようになったのです。

すなわち、最初に点滴が落ちていかなかったのは、患者さんの血管内での血液の流れが悪かったからであり、硬かったふくらはぎの筋肉をもみほぐしてことで血液の流れが改善し、点滴の液もスムーズに落ちていくようになったと考えられるわけです。その現象は、ふくらはぎを揉むだけで、腕や顔の血行までもが促進されるという事実を示していました。

このことをきっかけにして、「血管や心臓など体を維持するうえで重要な循環器系の働きを助長すれば、病気の克服や健康増進に効果が期待できる。それを実現させるには、ふくらはぎの筋肉を整えていくことが最も有効な手段なのではないか」と考え、研究にのめり込んでいったのです。

当時は「足は第2の心臓」と言葉も一般的に使われるようになってなっていましたが、石川先生の説は、「ふくらはぎこそが第2の心臓だ」とする点に違いがありました。ふくらはぎの不思議な働きに気づき、治療への応用を試みたのは30年以上も前のことです。当時の医療界ではそれはまったく斬新な発想でもあったのです。
自分でやる『ふくらはぎ療法』- 総合案内 | 第2の心臓 | やり方 |TV出演

血液循環の役割とそのルート

人間を含めた全ての生物は、体の仲の細胞に酸素や栄養を取り込み、二酸化炭素や老廃物を外部に排出していかなければ、生命を維持することができません。単細胞生物なら外界から直接、必要なものと不必要なものの交換ができますが、人間のような複雑な体の構造をもった多細胞生物の場合には、その交換はほとんど血液循環によって行われていることになります。

血液は全身に網の目のように張り巡らされた血管内を循環し、細胞に酸素と栄養素を供給する一方で、二酸化炭素と老廃物を回収していきます。その循環経路は、体循環(大循環)と肺循環(小循環)の二つのルートに大別され、このうち体循環が、一般にいう血液の流れ、すなわち心臓から送り出された血液が体を一周し、心臓へと戻ってくるルートになります。

血管には動脈、毛細血管、静脈があります。新鮮な酸素と栄養素をたっぷりと含んだ血液は、心臓のポンプ作用によって動脈へと押し出され、そこから毛細血管に回って、細胞に必要な酸素と栄養素を供給していきます。その一方で細胞から二酸化炭素と老廃物を回収し、古くなった血液は静脈を通って心臓に戻っていくしくみになっています。

肺循環は、心臓と肺とを結ぶルートで、心臓に戻った静脈血に酸素を供給し、新鮮な動脈血にリフレッシュさせる役割をしています。
自分でやる『ふくらはぎ療法』- 総合案内 | 第2の心臓 | やり方 |TV出演

静脈血は筋肉のポンプ作用で流される

「血液循環は心臓のポンプ作用によって行われる」と、一般的にはいわれています。確かに、心臓は自身が収縮と弛緩をくり返すことで、血液を体の隅々にまで押し出すポンプの役割を果たしています。その際にかかる圧力が血圧になります。

しかし、心臓から押し出された血液は、全身をめぐって、再び心臓へと戻っていかなければなりません。ここで大事なことは、心臓には血液を動脈内に勢いよく押し出す働きはするけれども、全身に送り出された後の血液を吸い上げる力までは持っていないということです。

では、心臓から押し出された血液は、いったいどのようなしくみで心臓へと戻っていくのでしょうか?実はこの点に、ふくらはぎが第2の心臓とする秘密も隠されているのです。

心臓から出た血液は、心臓ポンプの力と、しなやかな弾力を持って補助ポンプのような働きをする大動脈の厚い血管壁に助けられ、勢いよく体のすみずみにまで送られていきます。そして毛細血管を介して酸素と二酸化炭素、栄養素と老廃物の交換を行った後、静脈へと流されます。つまり、この静脈内の血液は、どのようにして心臓まで戻っていくかが問題になってくるわけです。

そもそも静脈の血管壁は、心臓から送り出された血液をスムーズに心臓に戻せるよう、きわめて薄く、伸びやすく伸びやすく作られています。さらに、そのところどころには弁が設けられ、血管の収縮・弛緩に応じて開閉しながら、血液量を調節し、逆流を防ぐつくりになってす。

ただし、それだけでは動脈のように勢いよく血液を流すことはできません。静脈は筋肉の中を走っています。静脈血が心臓に向かって流れることができるのは、その周囲の筋肉が収縮と弛緩をくり返すことで静脈に圧力をかけ、ポンプの役割を果たしてくれているからなのです。静脈を搾りながら血液を押し進めていくその筋肉の働きは、まるで乳搾りのようであることからミルキングアクションとも呼ばれています。

その際、体の上部のほうに回った血液は、重力の助けによって、比較的楽に心臓までたどり着くことが、心臓の下部、すなわち足のほうに下りていった血液は、重力に逆らって上がり、心臓にたどり着かなければなりません。それには、ふくらはぎの筋肉がしっかりと収縮して、力強くポンプの役割を果たしていくことが、最も重要なポイントになってくるのです。
自分でやる『ふくらはぎ療法』- 総合案内 | 第2の心臓 | 絵を見て揉む |TV出演


第2の心臓として作られたふくらはぎ

ふくらはぎは、心臓から最も離れたところでミルキングアクションを行っている器官です。しかし、犬や猫などの四つ足動物には、筋肉の盛り上がったふくらはぎはありません。すなわち、ふくらはぎとは、直立歩行をする人間だけに備えられた器官でもあるのです。

人間の祖先は、そもそも水中にすんでいた生物です。水中では重力の影響をほとんど受けずに生命を維持していましたが、陸に出てきたことで、水中の六倍もの重力に耐え、生きていかなければならなくなりました。それでも四つ足で歩き、脊椎も水平だった時代には、血液も心臓の働きだけで循環させることができたのです。

ところが、人間は二本足で立ち、歩くことにより、より重力の影響を強く受けることになりました。その結果、心臓の負担が増大されて、血液を円滑に循環させるための「第二の心臓」が必要になり、心臓からもっとも離れたところに強靭な筋肉を集め、ふくらはぎという器官が作られたのです。

ふくらはぎを構成するおもな筋肉は、ふくらみを形成しているひふく筋と、深部でそれを支えているひらめ筋です。その奥には、さらに足や足指の運動のための細かな筋肉が走っています。これらの筋肉が元気に収縮と弛緩を繰り返し、静脈血を押し上げていくことで、はじめて人間の血液循環は成立することになるわけです。
自分でやる『ふくらはぎ療法』- 総合案内 | 第2の心臓 | やり方 |TV出演


血流不良はふくらはぎの疲労が原因

足の静脈血は、ふくらはぎの筋肉の力強い働きがなければ、心臓に戻っていくことができません。しかし、筋肉量の多いふくらはぎにとっても、それは非常に重労働であり、ふくらはぎの筋肉は常に疲労をしやすい状況にあるともいえます。そして、その疲労がふくらはぎの働きを弱め、血液不良を引き起こす原因にもなっていくのです。

疲れたときや激しい運動の後には、体の動きが鈍くなったと感じます。それは筋肉を使い続けることで細胞の中に疲労物質の乳酸が蓄積し、筋肉が硬くなって、刺激に反応しにくくなるからです。

また、筋肉を収縮させるためのエネルギーは、おもにアデノシン三燐酸(ATP)の分解・再合成により供給されています。乳酸の濃度が高くなると、そのアデノシン三燐酸の再合成がおさえられるため、筋肉は収縮できなくなって、静脈のポンプの作用も低下していきます。

その結果、起こってくるのが静脈のうっ滞です。筋肉が収縮できなくなったところで、血液が汚れたドブ川のようによどんでしまい、そこから先に流れにくくなってしまうのです。

人体の血液は、重力の影響により、70%が下半身に集まっています。そのため足でうっ滞が起こると、全身を循環する血液の量も少なくなり、心臓をはじめ、ほかの重要な器官に十分な酸素、栄養が行き渡らなくなってしまいます。それが体調の悪さや病気を引き起こす原因にもなっていくのです。

指などをヒモできつく縛ると、その指先は赤から紫色に変色し、熱をももってズキズキします。それでもヒモを解かずにいると、今度は指先が冷たくなって組織は壊死していきます。足に血液がうっ滞し続けるということは、これと同様の現象が体内の組織で起こりえることを意味しています。

ふくらはぎマッサージは、血液不良の根本的原因として存在するふくらはぎの疲労回復を促し、柔軟で収縮しやすい筋肉を作り上げていく健康法であり治療法です。その結果、静脈血のうっ滞が改善されれば、その先の血液の通過もよくなるために、全身の血液も円滑に促進されていくわけです。
自分でやる『ふくらはぎ療法』- 総合案内 | 第2の心臓 | やり方 |TV出演



ふくらはぎ総合案内
ふくらはぎは第2の心臓
ふくらはぎマッサージのやり方
本で学ぶ | 実習で学ぶ
プロの施術を受ける
石川洋一医師 | TV出演
経験者語る


ホーム | ふくらはぎ療法 | 温熱療法 | がん情報 | 今日の健康オタク | 今日の医学英語